もう1週間以上経ってしまいましたが、先日行われた WordBench東京10月勉強会「テーマ開発のいま」 で登壇しました。

今日から3回のシリーズで、「セッション内容についての振り返り」「Riot.js で WP REST API のデータを扱うデモの使い方」をお送りします。

「勉強会全体を通してのレポート」は、WordBench 公式ブログに書きました。そちらもぜひご覧ください。

当日のスライド

スライドは Speaker Deck にアップしてあります。

https://speakerdeck.com/mayukojpn/wordpress-yuzafalsetamefalse-riot-dot-js-ru-men

アプリエンジニアじゃなくても、WP REST API を使ってみて欲しい

今回のセッションでは、「REST API って難しそう」という方に、「私もできるかも」「やってみようかな」と思ってもらうことを目指しました。

ざっくりした説明で駆け抜けましたので、フォローアップとしてブログ記事も書きます。いっしょに Riot.js を使いたいあの人に、じゃんじゃんシェアしてくださいね!

1. 次回リリースから REST API が標準機能に

今まで出る出る詐欺だった REST API が、ついに12月リリースの WordPress 4.7から、コアの機能としてリリースされることになりました!

すでに開発版の WordPress にはマージされており10月28日にリリースされた Beta 1をダウンロードすれば今すぐお試しすることが出来ます。

https://wordpress.org/news/2016/10/wordpress-4-7-beta-1/

WordPress を使っているなら、いつも新機能は把握しておきたいですよね。とくに WordPress を使ってお客さんに Web サイトを作っているのであれば、お客さんに説明できると、とても良いと思います。

2. Riot.js と WordPress、オープンソースとコミュニティ

世は JavaScript ライブラリ戦国時代。有名どころでは AngularJS や React など、様々なライブラリがあふれています。

そんななか登場した Riot.js。

AngularJS や React の開発元がそれぞれ Google、Facebook といった大企業が開発しているのに対し、Riot.js はmuut というヘルシンキの小さな会社の人が1人ではじめたプロジェクトなのだそうです。

私はこの話を聞いて、なんだか聞き覚えがあるなと思いました。

ひとりの大学生が始めた、WordPress

そう、WordPress です!

ざっくりまとめますと、むかし b2 というブログソフトで写真ブログを運営していた大学生のマット・マレンウェッグ氏は、b2 の開発者が失踪してしまって困っていたので、フォークしようとしている旨をブログに投稿します。するとマイク・リトル氏から協力するとコメントがあり、共同で開発を始めたのだそうです。

このやりとりは、マット氏のブログにそのまま残っています(URL やテンプレートこそ当時とは違いますが)。

https://ma.tt/2003/01/the-blogging-software-dilemma/
マイク・リトル氏「本気でフォークするならぜひ協力します」

今でこそ WordPress は巨大プロジェクトに成長していますが、こうした経緯で始まったのっておもしろいですよね。

そして今もなお、ひとつの企業のモノにするのではなく、様々な所属の人が開発に参加しています。

参加できるオープンソース

ところで、私が WordPress が好きな理由の1つは、コントリビューターに会えるオープンソースであること。

WordCamp へ行けば、実際に WordPress の開発に参加している人に会うことができますし、大学生や個人事業主もいたりして、自分と同じような普通の人が作っているのだという感覚はおもしろい。テーマやプラグインも、WordCamp などで登壇している人のものを利用するのが安心ですよね。

自分もまた、参加できる方法が幅広く、テーマやプラグインの公開、ドキュメンテーション作成、翻訳、勉強会運営などいろいろあります。

そして私が Riot と出会ったのも、いつもお世話になっている下北沢オープンソース Cafe の河村さんがコミッターだから。河村さんに GitHub でどんなやりとりがあったとか、どこに住んでいる誰がどうしたとか、毎週聞いていてぜひ使ってみたいなとおもったのです。

先日の第一回 Riot 勉強会での河村さんのスライドもぜひご覧ください。

Qiita に投稿された、Riot を触って3時間で書かれたブログからも、河村さんのわくわくが伝わってきます。ちなみに当時私は「自分はアプリとか、作らないし」と思って他人事のように聞いていたw

WordPress サイトで使うなら、Riot がちょうどいい

Riot の特徴といえば、軽い、覚えやすい、必要十分

他のライブラリについて、いろんな人に聞くのは学習コストの高さ。私のような、WordPress のテンプレートタグや jQuery をコピペで使って覚えてきたような人には、直感的なものが嬉しいし、高機能さは不要です。

そこでさっそく、Riot のコードを書いてみたところ….. あれあれ、またしても既視感。WordPress でふだんテーマを作っている人なら、すぐに読めます!

というわけで、次回は WordBench 東京10月勉強会で紹介したデモを解説しますよ!

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Riot についてもっと知りたい方へ

Riot の日本語公式サイトはこちら

ファイさんのブログもぜひ!

この記事を書いた人

マヨネーズまゆこ

元カンボジア在住、現在は日本で WordPress コミュニティに関わる、フリーランスの Webデザイナーです。Web の力で、面白い人や活動がもっと発信されるようになるのが夢。